選挙公報を見てみよう 都知事選(その7)

ここでは、選挙公報を見てみよう 都知事選(その7) に関する情報を紹介しています。
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鞠子公一郎
鞠子公一郎候補です。

ディレッタントという、あんまりな肩書きから候補者発表の時から個人的チェックが入っていた人ですが、この候補もメディアでの露出がほとんど無く情報は少ないですよね。なにしろ政見放送すらありません、無いというのは正確ではないかもしれませんね。経歴放送しかありませんというべきでしょうか。ともかく、情報が少ない、少なすぎです。

始めのうちは名前とディレッタントという肩書き、それに性別と年齢くらいしか情報がありませんでした。年齢といえば、鞠子候補は今回の都知事選候補者中、最年少の1974年生まれ33才だということです。


前置きはこれくらいにしてさっそく公報を見てみることにしましょう。詳細は特設ページの画像データからどうぞ。

まず他の候補たちと明らかに違うのはイラストも写真も無いということです。この点に関しては選管から【このページの上から2段目の候補者については東京都知事選挙執行規程第53条による写真の提出がありませんでした】との注がついていました。

写真の提出を忘れたのか、気に入った写真が用意できなかったのか。或いは何か深い意図があって敢えてなのかは不明ですが、そんなわけでこの選挙公報からは鞠子候補の容姿の確認はできません。が、ブログを見てくださいとURL(http://blog.livedoor.jp/cottyjp/)が書いてあります。そして、そのブログにはばっちり顔写真が。背景に固定で表示されるようになっているのでスクロールしても大丈夫です(笑)

情報を敢えて出さないようにして、興味を惹こうという戦略だったのでしょうか。頭の良い人の考えることは分かりませんが、だとすれば現在のところ大局的にはその作戦は失敗しているようです。ただ、ここに小者がかかりましたけど(笑)

選挙公報はごくシンプルにまとめられています。が、掲げている内容は他候補とは一線を画していて、なかなか面白いです。【少子高齢化は、実は、日本にとって、機会ではないだろうか。】日本は【社会・制度の根本的見直しを行う機会を獲得したのではないだろうか。】との前文のようなものがあります。逆転の発想というヤツですね。流行のポジティブシンキングかもしれません。

提言を見てみましょう。【先頭に立つ社会へ】ということで5点挙げてあります。
【1.実質的民主主義の推進】実質的民主主義がどのようなものを指すのかが不明ですが、とりあえず先を見てみましょう。

【2.住民投票の活用】住民投票ですか。ということは、先ほどの実質的民主主義というのは現在の間接民主制から直接民主制へ軸足を移動させようというのが、実質的民主主義の推進ということらしいですね。確かに直接民主制は民主主義の原点ともいえるものですし、インターネット等の技術の普及によって今まで直接民主制の課題とされていたいくつかの点は解消できそうだとは言えますが……。東京都のような人口1千万を超える大都市での直接民主制はなかなか難しそうです。なにか良いアイデアがあるのでしょうかねぇ。住民投票も、使い方によっては有効だと思いますが、まずはその下地を準備するところからですね。

【3.現政策継続の原則】基本的には今の政策を引き継ぐということでしょうか。改革や変更に伴う混乱を避ける利点はあると思います。問題は現知事が出馬しているということでしょうか。

【4.一人あたりのGNPの重視】えーっと、これは……重視、良いんじゃないですか。重視してどうするのかという辺りが聞ければ嬉しいかと思いますが。

【5.行政サービス業;従業員満足度の視点】行政をサービス業と捉えるわけですね。公務員は奉仕者だなんてことですし、確かにサービス業かもしれません。で、従業員満足度ですか。顧客満足度が無くてこれだけが記載されているというのがちょっと新しいのかもしれませんね。

公務員のやりがいや給与、職場環境なんかを考えていこうということでしょうか。従業員満足度と顧客満足度を双方高く維持するのは可能だろうとは思いますが、必ずしも片方を挙げれば連動的に高くなるというものでもないような気がするのですが、どうなんでしょう。まぁ、満足できる人が増えるなら、それはきっと良いことなんでしょう。

次に【アジア・太平洋に相互依存を】との事で3点。
【1.東京スタイルの発信;英語を生かせる環境整備から】東京スタイルには英語が大事なんですね。英語、苦手なんですけどこの先、大丈夫でしょうか。やっぱりダメですかねぇ。まぁ、東京都は今でも外国語での情報発信にはわりと力を入れていたりするので、現政策継続の原則という、さっきのヤツですね。都庁に行けば観光案内のコーナーに結構外国の方の姿も良く見かけますし。

【2.都市外交;将来の指導者たちとの関係強化】都市外交というと、姉妹都市とか海外支援、それに教育関連で交換留学なんて事は聞きますけど。というか、今も結構いろいろやってるんですよね。アジア大都市ネットワークとか。将来の指導者たちとの関係強化って何でしょう。ブッシュさんがテキサス州知事から大統領になったみたいに知事から国のトップになることがあるから積極的に交流しようってことでしょうか。

【3.東京オリンピック;アジア・太平洋での共同開催】東京オリンピック招致には賛成なんですね。で、共同開催ですか……。しかもアジア・太平洋って広いなぁ。日韓共催だったサッカーW杯でもそうでしたが、共同開催ってやっぱり難しいと思いますよ、実際の所。日韓2国でもあれだけの混乱があったのに、アジア・太平洋って……この括りでの共同開催は、ちょっとやそっとの指導力・企画力が無理ですよ。鞠子候補ならまとめられるということなんでしょうか。共同開催したとして、東京では何をやるんでしょうねぇ。

と、ついついほぼ全文にチェックをいれてしまいましたよ。あとは、ブログを見てくれということです。先日ブログは見ましたが、今回の都知事選に関する情報やその政治的スタンスは正直なところあまり良く分かりませんでした。見る人が見れば分かるってことなんでしょうかねぇ。

もしも選挙で当選したいという考えがあるのであれば、もう少し有権者に分かってもらおうという姿勢が欲しいものです。とはいえ、今のやり方で当選することだってあるかもしれませんし、今回だって都知事になっちゃうかもしれないんですよね。ともかく、当選したら、現政策継続で頑張ってくださいというところでしょうか。

おがみおさむ
おがみおさむ候補です。

おがみ候補も情報が少ない謎の候補だったのですが、wikiにおがみ候補の項ができていて少し情報がありました。【自由連合の政策審議会副会長(宗教担当)兼外交政策委員長、全米マスコミ協会顧問、世界言語文化研究所代表、世界宗教研究所代表、浄土真宗大谷派光教寺副住職】なんて凄い肩書きがあったんですね。

今回は作家としてありましたが、【出版社モンドコーポ社長】ということなので、彼の著作はこの【横書日本文学詩小説「神田川」銀河系宇宙人の地球日本研究 第1巻】ということらしいです。タイトルからは内容がほとんど想像できませんね。いや、想像できなくはないかなぁ、ただ想像と違っていて欲しいなぁなんて……。

小説についての詳細はモンドコーポのサイト(http://www.mondocorpo.com/)に譲るとしてさっそく公報を見てみることにしましょう。詳細は特設ページの画像データからどうぞ。

まず目を惹くのは政策提言部の手書き文字です。枠も定規をあてることなくフリーハンドです。なんというか……味がありますね。【私は普通の人です。】との事ですが、選挙公報をザッと見ただけでも普通の人なんて謙遜は必要ない人だと思いました。

大きく6つの提言が掲げてあるのですが、そのほとんどに政策実行期限をつけているのが本気度を窺わせてくれます。マスコミに有力候補として挙げられている人たちも、選挙公報ではここまで具体的に期限を書いていません。この部分は評価できるのではないでしょうか。

【「暗記型教育」から「創造的教育」への大転換をはかり、東京から日本全体の教育を世界最高水準にする。[1年以内に実行]】日本の教育水準は現状でもなかなか高いとされていますが、世界最高水準が1年とは、素晴らしいですね。さすが【これは私の専門である。】というだけあります。

【東京を平和と公害のない理想都市にして、軍備のない平和な世界を確実に実現する。私なら、3年でこれを実行。】最初、「平和と公害のない理想都市」なんて読んでしまいました(笑)「平和な」にしてくれれば、なんて単なる読解力不足です。さて、そんなことより、軍備の無い世界平和がたった3年ですよ。これはノーベル平和賞なんてレベルじゃありません。全人類挙げて表彰したって良いくらいの快挙だと思います。

【将来の東京オリンピックよりも】【「東京防災オリンピック」を開催】【2年以内】とのことで、防災オリンピック開催を考えておられるようです。【経費が少い】ので【2年に1回できる】のだそうです。防災オリンピックがどのようなものか不明ですが、各国でバケツリレーなんかを競ったりするんでしょうか。ちょっと楽しそうですね(笑)

【むだな東京都の財政をけずり、福祉や育英奨学金制度にする。】無駄を削減するのは大切なことです。何が無駄で、何がそうではないかを判断していかないといけませんね。福祉や教育を充実させることに関しては反対する人は少ないでしょう。問題はどこを削減するかという点だけですね。

【過密都市東京を改良するため、国会や諸官庁の一部を地方に移転する。】首都機能一部移転というヤツですね。これはなかなか難しい問題ですね。【4年以内】と期限を任期ぎりぎりに設定しているところから見ておがみ候補の、難しいと理解した上で敢えて断行しようという決意のほどが見えます。【東京と地方の格差をなくしていく。】とのことなので、おがみ候補が当選すれば地方の方にも喜ばしいことでしょう。

【「格差社会」の東京を普通一般の人が暮らしやすいように、】「社会的弱者」が暮らしやすいようにすると掲げる候補は多いですが、「一般の人」が暮らしやすいようにという提言は意外に見なかったような気がします。【徹底的に経済と財制を大改善する。[1年以内に]】そのためには財源をなんとかしようというのですね。経済と財制(財政?)は行政の根幹ですからね。1年で大改善とは、先は明るそうです。

と、提言はここまで。あとは経歴と尊敬する人物が載っています。ここだけ手書きじゃないのが、少し不思議ですが。提言の手書き文字には、熱い訴えを想いを込めて自筆するということだったのかもしれませんね(笑)おがみ候補の熱い思いが実現すると良いですねぇ。
選挙公報特設ページ
選挙公報を見てみよう 都知事選(その1)
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